徳島大学 バイオイメージングステーションとは

目的

Scope
PET/CT/MRIによる画像診断や光学顕微鏡でのライブイメージングは、基礎研究の成果を臨床応用に橋渡しすることを目的としたトランスレーショナル研究では欠かす事のできない基盤技術である。徳島大学HBS研究部はこれらの機器と人材を蔵本キャンパスに集約させることで「分子から個体まで」を対象にマルチモーダルなイメージング解析を可能にする全国にも類を見ない研究拠点として徳島大学バイオイメージングステーション/TBIS: Tokushima-univ. BioImaging Station)を設立しました。TBISはナノサイズの分子からサブミリサイズの組織を対象にしたニコン光イメージングプラットフォームと、小動物個体を対象にしたin vivoイメージングプラットフォームからなり、基礎から応用研究まで幅広くサポートします。  

概要

動物資源研究部門動物飼育施設、サイクロトロン棟ならびにHBS生命科学棟の延べ床面積800平米に、総計12台の最先端イメージング機器群が配置されています。機器の内訳は、動物実験施設にin vivo蛍光発光イメージング装置, X線CT装置, 小動物用MRIが、サイクロトロン棟に小物用PET/CT装置が、HBS生命科学棟には光イメージング装置(超解像顕微鏡N-SIM, 高速レーザー顕微鏡A1R, マクロ共焦点顕微鏡AZ-C1、多光子レーザー顕微鏡A1R MP, 自動タイムラプス撮影装置Biostation CT/IM)が集中配置されています。各施設は光ファーバーネットワークで統合されており、イメージング解析室にデータを集約し解析することが可能となっている。

沿革

2010年 4月  ▶バイオイメージング研究部門、設立。

       「徳島大学バイオイメージングステーション」の運用開始。



2011年 5月  ▶株) ニコンインステックとの包括協定締結。

2011年12月 ▶独立行政法人理化学研究所と連携大学院協定を結ぶ。

2012年 6月  ▶専任アカデミックスタッフとして堀川 特任教授らが着任。

2012年 7月  ▶バイオイメージング研究部門のキックオフシンポジウムを開催。

2020年 4月  ▶ 名称を、徳島大学先端研究推進センター バイオイメージング研究部門
        に変更

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